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第023回夏の「NG行動」6選!!

2024.08.10

理学療法士 竹中颯

7月も終わり8月に入りましたがまだまだ猛暑が続くこの時期。

前回のブログでは、猛暑対策として水分補給の話をしました。今回は、暑い夏を乗り切るために、避けてほしい夏のNG行動について紹介したいと思います!

 

  • 【朝食を抜く】

体重60キロの成人男性の場合、一日に必要な水分は約2500、そのうち1000㎖は食事から摂取しています。1食あたりの水分量は約350なので、朝食を抜くことは脱水症状を引き起こしやすくなります。

※水分不足だけでなく、脳のエネルギーのブドウ糖(栄養)補給ができないので、仕事や活動のパフォーマンスが低下します。

 

2.【過度なダイエットや麺類・菓子パンだけの食事】

食事量を極端に減らしたり、食欲低下で麺類や菓子パンだけの食事が続いたり、栄養バランスが低下すると、体力も低下して熱中症を発症しやすくなります!

 

※1 熱中症になりやすい人は、タンパク質が不足している  ことが多いといわれています。

※2 麺類を食べるときは、ネギや大葉といった薬味と、ゆで卵やサラダチキンなどのタンパク質を添えると、栄養バランスが良くなります。

3.【エアコンの使用を控える】

電気代が心配でエアコンの使用を控えることで熱中症を発症しやすくなります。

猛暑日は、午前中からエアコンを使って「室温28℃、湿度70%」以下を目安に部屋の環境を整えましょう。エアコンのオンオフを繰り返すより、風力「自動」で設定温度を高めにして連続運転するほうが節電になります。

4.【夜間に冷房を切る・切タイマーにする】

就寝時に「寝るときは冷房を切る」「切タイマーにする」ことも、熱中症につながる危険な行動です。熱中症の4割は夜間に起きているといわれています。就寝時も、設定温度28℃を目安に連続運転にしましょう。

 

5.【熱がこもりやすい服】

首まわりや袖、着丈が絞られたデザインは、服と体の間を風が通らないので熱がこもりやすく、熱中症のリスクが高くなります。

暑い日は、麻や綿など通気性がよい素材で、ゆったりとした服がおすすめです。

 

6.【太陽の下で濃い色の服】

黒や紺、濃緑などの色は熱を吸収しやすい色なので、日中太陽の下で過ごす時は避けたほうがよいです。熱を吸収しにくい白や黄色など淡色の服がおすすめです。