首回りの症状や頭痛を改善させる3つのエクササイズ|武部整形外科リハビリテーション|兵庫県尼崎市の整形外科

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2024.2.10

首回りの症状や頭痛を改善させる3つのエクササイズ

「頭痛などのお悩み、筋膜が原因かも!」   理学療法士 林 元基 2月となり、引き続き寒暖差が激しい中ではありますが、皆さんいかがお過ごしでしょうか?   寒暖差は、疲労を招き免疫を低下させ、体調にも影響を及ぼす危険性があるので、気を抜かず体調管理を行いましょう。   今回は「頭痛」をテーマにお話をします。   頭痛は「機能的頭痛」と「器質性頭痛」の2種類があります。 器質性頭痛は、頭痛全体の数%ほどです。     一方で、機能性頭痛は、頭痛の原因の9割以上を占め病気をともなわない頭痛です。その中でも、緊張性頭痛は頭痛の原因で最も多く、今回紹介する筋膜をリリースする(解きほぐす)ことで解消・軽減します。     はじめに「筋膜」とは、細かな筋肉の線維を覆う膜のことを指します。       下図のように筋膜がつままれた状態なると、筋膜で繋がっている他の所まで影響を受けます。   その症状は多岐に渡り、痛み(片頭痛含む)、頭重感、めまい、不安定感、鼻づまり、耳鳴りなどが挙がります。   ・首裏
  • 頭を左斜め下に傾けます。
右手は、首の骨に沿って、頭~首のくぼみをほぐします。 *反対も同様に行いましょう。
  • 頭を前方に傾けます。
両手で頭と首の付け根をほぐします。   ・首回り 頭を右に傾け左首筋を伸ばします。 左手を背中に回すこでより、伸びやすくなってきます。   *反対も同様に行いましょう。 ・こめかみ 親指をこめかみに軽く押しあて、揉みほぐします。   *筋膜は全身でつながっており、自律神経やホルモンにも影響を与えるので注意が必要です。   該当する症状でお悩みの方は、ぜひ一度取り組んでみてください!!!