理学療法士 林 元基
まだまだ暑い日が続きますが、少しずつ過ごしやすい季節になってきました。
しかし、皆さん猛暑の影響で自宅にいる時間が増えたのではないでしょうか?
実は、在宅高齢者は年間に4人に1人が転倒する可能性があります。
中でも、今回は自宅内での転倒の多い場所・転倒対策についてお話ししていきます。
室内で転倒が多い場所としては、リビング・玄関・階段・寝室などが挙げられます。
特にリビングでは床に置いている物やコード・絨毯のめくれが原因となります。他にも、スリッパや段差、夜間のくらい状況も原因として挙がります。
では対策方法をみていきましょう。
1)コード類→まとめて壁にはわせる
2)スリッパ→室内用シューズ・裸足に変える
3)階段・段差→光るテープで目立たせる
4)廊下・枕元→間接照明を設置し、明るくする
またこの機会を期に転倒予防の「ぬかづけ」も覚えておきましょう。
どうでしたか?ご自宅にも上記のような原因が考えられましたら、是非一度対策を実践してみてください!!