高齢者の睡眠|尼崎市の整形外科|武部整形外科リハビリテーション|耳鼻咽喉科、デイケア

健康コラム TOPICS

2025.10.6

高齢者の睡眠

理学療法士 大原浩平

 

いきなりですが、あなたはしっかり寝れていますか??

実は年齢を追うごとに睡眠時間が減少していきます!

下の図をご覧ください↓

参照:https://yamato-mental.com/sleep/sleep04/

 

今回は、睡眠の種類、不眠の原因とその対策について伝えます!

 

まず、睡眠には2つの種類があります

ノンレム睡眠:深い睡眠 レム睡眠:浅い睡眠

年齢を重ねると特にノンレム睡眠時間が減少します。

減少すると以下のような特徴が現れます。

睡眠が浅い、②早寝早起きになる傾向、③熟睡感の低下

 

次に不眠になりやすい原因には以下のようなものがあります。

体の原因::病気(心不全、認知症、睡眠時無呼吸症候群など)や痛み、夜間頻尿、薬の副作用など。

心の原因:配偶者との死別、孤独感、ストレス、うつ病や不安障害などの精神疾患。

生活習慣の変化::退職による活動量の低下、生活リズムの変化

 

最後に対策についてです

規則正しい生活を送る:朝起きたら太陽の光を浴び、夜には眠くなるように体内時計を整えましょう!

日中の活動と昼寝の工夫:日中に適度な運動をして心地よい疲れを得ましょう。昼寝は短めに留め、長すぎないようにしましょう!

カフェインやアルコールの制限:就寝前のカフェイン摂取は避け、寝酒も中途覚醒の原因になるため控えましょう!

 

良い日々は質のいい睡眠から!