水分補給のススメ・・・猛暑に対応するために・・・|武部整形外科リハビリテーション|兵庫県尼崎市の整形外科

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2024.7.10

水分補給のススメ・・・猛暑に対応するために・・・

理学療法士 河島立毅   皆さんこんにちは。6月だというのに気温の高い日が続きましたがこれから7月、8月でいよいよ夏本番が近づいてきます。 これからの季節により一層必要になってくること、それは「水分補給」です。そんなこと知っている、しっかり水分は取っている、という方が多いとは思いますが今回は①おすすめの物②避けるべき物 これらを紹介していこうと思います。  
  • おすすめの物
まず一番おすすめするのは「麦茶」です。麦茶には汗で失われるミネラルが多く含まれています。またノンカフェインであるため利尿作用が含まれずトイレに行く回数を抑えられるのもポイントです。家で作って持っていくのもよし、外出先で購入するのもよし、日本の夏にふさわしい飲み物かもしれません。 次におすすめするのはスポーツドリンク類です。これをおすすめすると「甘いから嫌だ」「糖分で太りそう」のようなことをよく言われます。確かに糖分が多く含まれるのでこればかり飲むのは避けたほうがよいでしょう。しかし、水などと比べて身体への吸収率がいいこと、糖分は運動をするときのエネルギーになること、などの理由から外で身体を動かす際には用意しておくことをおすすめします。麦茶、スポーツドリンクのどちらも用意しておくとよりベストと思います。 次にいわゆる真水ですがこれだけを飲み続けるのはおすすめしません。なぜなら汗で失われる塩分などのミネラル類を補充することができないからです。体内の塩分バランスが崩れるとこむら返りが起きやすくなったり、「水中毒」という最悪の場合、死亡例がある症状が出現することもあります。 では真水、ミネラルウォーターはだめなのかというとそうではありません。それだけでなく塩分を補給すればよいのです。梅干しやのど飴などもいいですし、塩分を補給するためのタブレットがスーパーなどでも販売されていますのでそれらを上手に使っていきましょう。
  • 避けるべきもの
避けるべきものとしてはまずカフェインを多く含む飲料、そしてアルコール類です。コーヒー、ビールなどが該当します。 まずカフェインですが、カフェインには利尿作用が含まれます。トイレの回数が増えることでせっかくとった水分を出してしまうことになります。麦茶がノンカフェインでおすすめといったのはこの作用が理由です。 アルコールにはカフェインと同じように利尿作用が含まれています。また体内のアルコールを分解するために水分が必要なのでより水分を消費することになります。これからの季節、お酒を飲む機会も増えると思いますが、お酒を飲んだ後は水分をいつもより意識して取るようにしましょう。 いかかでしたか。一見汗をかいていないようにみえても体内から徐々に水分は失われていきます。外にでて仕事や運動に励む人も、クーラーの効いた室内で仕事をする人も趣味に励む人も積極的に水分を取ることを心掛けてくださいね。