寒くなる季節に注意!気温の変化が身体に与える影響と対策|尼崎市の整形外科|武部整形外科リハビリテーション|耳鼻咽喉科、デイケア

健康コラム TOPICS

2026.10.26

寒くなる季節に注意!気温の変化が身体に与える影響と対策

理学療法士 木下朝陽

 

朝晩の冷え込みが強くなり、「身体がだるい」「肩こりがひどくなった」「足がつりやすい」と感じることはありませんか? こうした不調は、気温の低下や寒暖差が関係している可能性があります。季節の変わり目は、身体にさまざまな影響が出やすい時期です。今回は、気温が低くなることで起こる身体の変化と、日常生活でできる対策についてご紹介します。

 

気温の低下が身体に与える影響

2026年の尼崎市の平均気温を見ると、9月は27.9℃、10月は25.4℃となっており、秋に向けて少しずつ気温が下がっていることがわかります。また、2025年と比較しても、2026年の尼崎市は9月・10月ともに平均気温がやや低い傾向にあります。
気温が低くなると、身体には主に3つの影響が考えられます。

1つ目は「自律神経の乱れ」です。自律神経は、体温や身体の調子を整える働きをしています。寒暖差が大きくなると、その調整に負担がかかり、疲れやだるさ、頭痛などの不調につながることがあります。

2つ目は「血行不良」です。寒さによって血管が縮むと、血液の流れが悪くなり、肩こりや足がつる「こむら返り」などが起こりやすくなります。

3つ目は「免疫力の低下」です。体調を崩しやすくなる時期でもあるため、インフルエンザなどの感染症にも注意が必要です。

日常生活でできる寒さ対策

寒い季節を元気に過ごすためには、身体を温め、無理のない範囲で身体を動かすことが大切です。

おすすめなのが、軽いストレッチやウォーキングです。日中の比較的暖かい時間帯に、20分程度のウォーキングやストレッチを取り入れてみましょう。筋肉に強い疲れが残るような運動は避け、自分の体調に合わせて行うことがポイントです。

また、温かいスープや生姜など、身体を内側から温める食事もおすすめです。外出時は衣服で体温を調節し、朝晩の冷え込みにも気をつけましょう。

日照時間の減少にも注意しましょう

この時期は、気温だけでなく日照時間の変化にも注意が必要です。2026年の尼崎市の平均日照時間は、8月が205.6時間、9月が151時間、10月が155.6時間となっています。特に9月は、台風などの影響もあり、日照時間が短くなっています。

日光を浴びる時間が減ると、気分の安定に関係するセロトニン(一般的には‘幸せホルモン’と呼ばれる神経伝達物質)の働きが弱くなると言われています。さらに、日光は骨の健康に欠かせないビタミンDの生成にも必要で、日光不足が続くとビタミンDの働きも低下しやすくなります。加えて、寒さや運動不足によって身体を動かす機会が減ると、筋力やバランス能力が低下し、転倒のリスクが高まることも考えられます。

まとめ:身体を温めて、無理なく動きましょう

寒暖差は、疲れや肩こりなど、身体のさまざまな不調につながることがあります。身体を温める工夫をしながら、軽い運動を習慣にすることが大切です。

特に高齢の方は、筋力やバランス能力の低下による転倒にも注意しましょう。寒いからといって一日中家にこもるのではなく、体調や天候に合わせて、無理のない範囲で身体を動かしてみてください。

毎日の小さな工夫を積み重ねて、寒い季節も健康に過ごしましょう。